六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

無関係

人々、関心がなさすぎると思うんですよね。物事に対して。

 

例えば街中を歩いてると、政治家が演説してたりするじゃないですか。人々、基本的に完全にスルーしますよね。何の興味も示さない。何をそんなに急ぐのか、見向きもせずスタスタと歩いて行く。

 

あと、ホームレスの人が、道ばたに寝てるじゃないですか。人々、全く無関心ですよね。石ころか何かだと思っているのか、存在しないものかのように扱っている。

 

まあ気持ちはわかりますよ。自分には関係ないからどうでもいいんですよね。わかる。でも、多分政治家の演説もホームレスも、自分に関係あると思うんですよね。

 

どの政治家に、どの党に票を投じるかって、当たり前だけどめちゃくちゃ重要なわけですよ。政治が変わるわけなんで。陳腐な表現ですが、一人一人の小さな力が集まって大きな力になるわけで。その一翼を担っていることの自覚があれば、その選択の参考にするべく、演説にももう少し興味を持ってしかるべきだと思うわけですよ。

 

ホームレスはちょっと方向性が違いますけどね。別に同情しろ、施しをしろと言っているわけではないんです。ただ、あの人たちは何らかの事情があって、今ああいう風に暮らしている、れっきとした一人の人間なわけで、ホームレスの人が道ばたに寝ていたら、「道ばたに寝ている人がいるな」と思わないとおかしいと思うんですよ。当たり前だろと思われるかも知れませんが、そう思ってすらいないように見受けられる人の多いこと。

 

…例があまりよくなかったかも知れません。必ずしも政治的な話に持って行く必要はないんです。ただ、人々が自分の身の回りのものごとにもっと興味関心を持って、意見を発信し、行動に移すことができれば、世の中はもっと良くなるんじゃないかなあと思う次第なんですよね。

 

僕は何に対しても何らかの意見を持つようにしているつもりです。例えば、ラーメンは、美味しい。これは僕の、とても強い意見の一つです。