六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

KAISHAIN

自然物を除けば、世の中のどんな物にも、それを作った会社があって、その会社に勤めている人がいるのだということに最近気付いた。

 

これはすごいことではないか。

 

街を走るクルマや、スーパーに売っているカップラーメンなんかはもちろん、電車のつり革とか、水道の蛇口とか、目に見えないけど飛んでる電波とか、パンの袋を止めるアレとか、全部それを作る会社があって、その会社に勤めている人がいて、その商品を担当してる社員がいて、毎日毎日その商品について会議したり、プレゼンしたり、ランチ行ったり、エクセルいじったり、セルの結合でイラついたり、仕事が終わったらスーパーに寄って帰ってちょっとしたお惣菜で一杯やってたりするのだ。

 

これはすごいことだろう。すごいことじゃない?

 

日本にはゴマンと会社がある。実際、五万社くらいだと、どこかで耳にした。

 

世の中というのは、会社が作っている。当たり前のことだが、すごいことだ。

 

ついこの間から、僕も世の中を作り始めたわけだ。(学生が世の中を作っていないとは言わないが)

 

さて、どんな世の中を作ろうか。