六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

八月の脳が失活する暑さ

今日は暑い。東京都心は35℃まで上がるそうだ。しかし暑い。ムシムシと暑い。家を出た瞬間に暑い。ワイシャツを脱ぎたい。

 

ここのところ、雨で涼しい日が続いていた。僕自身、こんなの夏じゃない、夏というのは暑いものなのだとブーブー文句を垂れていた割に、生来暑がりであるゆえに、いざ暑さが戻ってくると不快指数爆上がりで、それはそれでブーブー文句を垂れるのであった。人間とはかくも自分勝手な生き物である。

 

ところで、外が暑いのは当然なのだが、電車が暑い。汗ばむくらいだ。心なしか周りの乗客も暑そうに見える。この車両が弱冷房車なのだろうか。

 

弱冷房車というものは、暑がりの敵である。文明の利器たるクーラーの大いなる力を、あえて抑えて温度を上げようとは、神をも恐れぬ大愚行である。

 

何しろ、暑いのだ。寒がりの人だって、せいぜい15分くらいしか電車に乗っていないのだから、多少肌寒くても我慢してほしい。寒いのは筋肉に力を入れれば耐えられるが、暑いのはどうしようもない。マッチョは、暑さの前に無力なのだ。

 

というのは完全に暑がりの言い分である。そして僕がマッチョであることがバレた。違うのだ、部活を引退してすっかり筋肉は落ちた。だが心はマッチョである。心の大腿四頭筋は今でも現役バリバリのキレキレなのだ。

 

今日も今日とてまとまりのない文章になった。小麦粉を使わないかき揚げでももう少しまとまるだろう。今日は退社したら新宿に行くのだ。麦茶が飲みたい。