六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

楽しみにしていた方、すみません

昨日、更新を忘れた。

 

果たして気付いた人がいたのかは甚だ疑問ではあるが、ともかく平日は毎日更新し続けてきたこのしょうもないブログの更新を忘れた。

 

理由は単純で、昨日は朝から研修の関係でいつもと違うオフィスに出勤したところ、いつもと乗っている電車が違うせいで、完全に当ブログのことが頭からすっぽ抜けていたというのが実情である。

 

ルーティンというのはなかなか怖いものだ。慣れてくると何度も何度も繰り返し、当たり前のようにこなせるようになる一方で、何か条件が一つ変わると、途端にできなくなってしまう。

 

ところで、ルーティンというのは五郎丸選手の合掌のおかげで多少いいイメージもついたが、一般的にはあまり喜ばれないものである。

 

たとえば会社の朝礼がルーティン化してしまうと、ただ集まるということが目的になってしまい、手段の目的化、形骸化が進んでしまう。その結果として、情報を共有したり、マインドを再確認したりといった本来の目的を果たせなくなってしまう場合がある。(決して自分の会社でそのような事実があるというわけではない)

 

「何か一つ条件が変わると、それまで当たり前のようにできていたことが途端にできなくなってしまう」ということは逆に言えば、毎回何か条件を変えれば、ルーティン化せず、新鮮な気持ちで物事に取り組めるということに他ならない。

 

朝礼でも、毎回司会を変えるとか、集まる場所を変えてみるとか、そういう一工夫でルーティン化を避けられる場合があるのかも知れない。

 

翻ってすっかりルーティン化してしまっている当ブログに視線を移すと、幸か不幸か、もともと特に目的がないので形骸化のしようがない。

 

今後もガッツリルーティン化して、頭を働かせず、惰性で更新し続けて行く所存である。