雨が降ると電車が混む
今日は首都圏が大雨に見舞われており、各線で遅れや運休が出ているようだ。
僕が乗っている路線も例に漏れず影響を受け、今日はいつもの2割増しくらいで混んでいる印象である。
雨が降ると、電車が混むのだ。
しかし、冷静になって考えてみると、なぜそうなるのだろうか。
遅れや運休が発生すると電車が混むというのは、まあわかる。電車の密度が高くなったり、本数が減ったりすると、乗客が特定の電車に集中するから混雑するのだろう。
しかし、なぜ雨が降ると電車に遅れや運休が発生するのだろうか。明確に理由を答えられる人間は、実はそれほど多くないのではないだろうか。
「雨が降ると電車が混む」という言葉の響きには、「風が吹くと桶屋が儲かる」のようなことわざ的響きが感じられる。
無理やり理由を考えてみよう。
まず、雨が降ると、小学生が公園で遊ばなくなる。びしょ濡れになりながら鬼ごっこやかくれんぼをするのがあまり楽しいものではないということは、我々大人にも容易に想像ができる。
小学生が公園で遊ばないとなると、遊びはもっぱらおうちでゲームだろう。最近だとPSVRとか、switchとかが流行りなのだろうか。とにかく、外に出ないで遊ぶばかりだ。そうなると、ゲームをしながらでも美味しく食べられるお菓子が飛ぶように売れる。そうなると、お菓子メーカーが儲かる。
お菓子メーカーが儲かると、設備投資にさらにお金をかけられるようになる。お菓子の品質を高め、生産能力を上げるだろう。
……ここまでで、絶対におかしいことに気付いた。雨が降ってから電車が混むまでのフローが煩雑過ぎるし、タイムラグがヤバい。5年はかかりそうだ。
「雨が降ると電車が混む」の解明は、また後日リベンジするとしよう。