よ〜く考えよ〜 言い方は大事だよ〜
言い方、というのは大切なものだ。
内容のいかんに関わらず、言い方次第で受け取り手の印象は180°変わり得る。
たとえば「このリンゴはまずくて食べられたものではない」ではなく、「このリンゴは私の口には合わなかった」と言えば、原因はリンゴより自分の舌にあるとも取れ、リンゴを買ってきてくれた人との間に角が立たない。
「他に好きな人ができた。お前にはもう愛情がないから別れる」ではなく、「私たち、お互いもっとふさわしい人が他にいると思うの」と言えば、ネガティブな理由に無理やりポジティブ感を与えることができる。
「影響があるかどうかはわかりません」ではなく、「直ちに影響が出ることはないものと考えています」と言えば、今すぐだけではなく、将来的にもなんとなく影響がないような気がしてくる。
言い方というのは、そのくらい大事なものなのだ。
これらの例はネガティブな言い回しをポジティブに言い換えるものだったが、もちろん逆もあり得る。
……今日はこの辺にしておこう。
他人に対して怒ることはそれほどないと自負しているが、イラつくこともある。人間だもの。