六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

レベッカ

サラリーマンというのは難儀な人種である。目上の人におべっかを使うためにクソしょうもないことをしなければいけない場合がある。

 

幸いうちの会社はそのようなクソしょうもない風習はそれほどないように思うが、それでもたまにある。

 

僕の場合は、自分でする必要がないと思うことはしないし、相手がそのことで評価を下げるような人間なら、いくらでも下げてもらって構わないと思っている節がある。

 

ただ、そういった慣習を完全に無視するほど豪胆ではないし、必要なことなのだと納得できればやる。「文化の尊重」という言葉を最近意識する。

 

ただ、時たま、かなり数としては少ないが、本当に意味のわからない、あまりに下らない慣習があったりするので、意図的にしないようにしている。あるいはごまかしているというのが現状である。

 

こういうことを言うと、「若いね」であるとか、「サラリーマンっていうのは理不尽に耐えないといけないんだ」とか、「家庭を持って守るものができると変わるよ」だとか言われがちである。

 

たしかに僕はまだ若いし、会社で働くということもよくわかっていない。それに、うちの会社は世の他の会社に比べたら働きやすい方だろう。

 

もう少し長く生きると考え方も変わってくるとは思うが、変わった後の考え方も、今の考え方をベースにしたものであってほしい。

 

頑固な人間である。