六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

パフェとサンデーに明確な違いはないらしい

昨日、パフェを食べた。

 

パフェというのは、幸せのかたまりみたいな食べものだとと思う。生クリームにアイスクリーム、フルーツ、小さなケーキ、ソースにコーンフレーク…。バラエティ豊かな甘味を、あの長いスプーンでつっつく楽しみは、何ものにも代え難い。

 

そんなパフェの楽しさは、特殊な食器にそのほとんどが凝縮されている気がする。生クリームにアイスクリームといった、あのパフェの中身が、大皿に平坦に盛り付けられていたらパフェの楽しみは半減してしまうだろう。

 

逆に、テンションの上がりようがないような食べもの、例えばコンビニの幕の内弁当なんかも、あの細長い台座付きのカップに層になるように盛り付けて、食べにくい長いスプーンで恐る恐る食べれば、18倍くらい美味しく感じるのではないだろうか。

 

おそらくトップには厚焼き玉子と焼きジャケが来るのだろう。ごま塩がふりかけられたごはんをかきわけて下に掘り進むと、ポテトサラダとナポリタンが顔を出す。アクセントの漬け物を挟んで、ごはんに身を隠すようにカップの底に鎮座しているのは、さしずめカニクリームコロッケだろうか。

 

早速試してみたくなってきた。しかしここで一つ浮上する問題は、あのカップとスプーンがどこで買えるのかわからないという問題だ。

 

考えてみるとこういう食器って結構あって、カレールーをライスにかける時の魔法のランプみたいなやつとかもそうだ。あれにバーモントカレーを入れて白いごはんにかけたらさぞ美味しいのだろう。

 

かっぱ橋とかに行けば買えるのだろうか。

 

かっぱ橋はどこだ。わからん。

 

キャンドゥで取り扱ってくれないかな。