六駅分のエトセトラ

家からオフィスまでの六駅で綴る何らかの文

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

レム睡眠って結局どっちだっけ

このブログには致命的な欠陥があると思う。 朝は眠いということだ。 皆さんは果たしてご存知だろうか。朝は、超眠いということを。 そう、朝、超眠いのである。 そもそもこのしょうもないエッセイは、家の最寄駅から会社の最寄駅まで6駅、およそ15分の道のり…

嫌に染み付く蝉の声

蝉が鳴き始めた。 蝉の声は、夏の風物詩だ。今年もいよいよ、本格的に夏が来た。 ところで、蝉はなぜ鳴くのか。 これは有名な話だが、鳴くのはオスだけで、彼らはメスを呼ぶためにミンミンミンミン鳴いている。 ミンミンミンミン鳴くのはつまりは交尾がした…

KAISHAIN

自然物を除けば、世の中のどんな物にも、それを作った会社があって、その会社に勤めている人がいるのだということに最近気付いた。 これはすごいことではないか。 街を走るクルマや、スーパーに売っているカップラーメンなんかはもちろん、電車のつり革とか…

等幅図形

マンホールってあるじゃないですか。 あれ、なんで丸いか知ってます? 落ちないかららしいんですよ。 丸いと、どの向きになっても直径が等しいから、下に落ちることがないと。 中で作業している人の頭上にドーン、みたいなことが未然に防げると。 それはまあ…

土壇場cancel

飲み会の幹事をやることが多い。 と言っても、何か特別なテクニックを持ち合わせているわけではなく、普通に適当なお店を探して電話をかけるだけだ。せいぜいホットペッパーでポイントが貯まるくらいのものである。 幹事をやると、あるものに対する恨みが増…

かき氷は食べた。

夏は特殊な季節だと思う。他の季節に比べて、あまりにも明確にブランディングされているのだ。 例えば、夏だな!!と感じさせる風物詩は多い。スイカにかき氷、流しそうめん、ラムネ。打ち上げ花火、海水浴、キャンプに肝試し。 毎年これはやっておかないと…

すげー押すやん

まあまあの人数が降りる大きな駅で降りる直前にやたらとグイグイ押してくるオッサンは何なのだ。 なぜ降りる準備を始めるタイミングをオッサンに合わせねばならんのだ。 ちょっと待ちなさい。落ち着け。 あまり人が降りない駅ならまだわかる。満員電車におい…

シャア専用車

世間で、性の多様性が叫ばれるようになって久しい。 渋谷区が同性婚を制度的に可能にする、というニュースは、もう随分前のことのような気がする。世界的に多様な性を表すレインボーのイメージカラーは、日本でも特に若い世代にはかなり定着したような実感が…

無関係

人々、関心がなさすぎると思うんですよね。物事に対して。 例えば街中を歩いてると、政治家が演説してたりするじゃないですか。人々、基本的に完全にスルーしますよね。何の興味も示さない。何をそんなに急ぐのか、見向きもせずスタスタと歩いて行く。 あと…

立ち食いそば道

立ち食いそばには、わびさびの趣があると思う。 かの有名な茶人、千利休は、茶の湯を楽しむ部屋である茶室をあえて小さく作ることで、武士達の権力の象徴である大きな刀を、茶室の中に持ち込めないようにした。そのことにより、あらゆる肩書きをそぎ落とした…

若親や子供撫でずにスマホ撫で

子どもの泣き声というのは、聞いていて快いものではない。単純にうるさいというだけではない、表現しがたい不快さを持った音だと思う。 そもそも子どもの泣くという行為は、周りの大人に助けを求めるということだ。 そう考えると、この気にせずにはいられな…

男女男男女男女

男と女って、違う生き物だと思うんですよ。僕は。 勘違いしないでほしいのは、「違う生き物」というのは「男は下半身で生きてる」であるとか、「女は空間把握能力が低い」とかそういうことを言いたいわけではないということです。 僕が言いたいのは、もっと…

TOMYOって書くとTOKYOみたいだね

豆苗という野菜がある。中華屋でよくニンニクと一緒に炒められている青臭いあの野菜だ。あれを今、育てている。 豆苗は一度食べた後に根を水に浸けておくと、また伸びてきて、再び食べることができるのだ。 そして僕は、ある重大なことに気付いた。 『これは…

なぜ「なぜそうなっているのか」を考えないのか

みんな、もっと「なぜそうなっているのか」を理解した方がいいと思う。 そのことを最も思わされるのが、言葉の間違いだ。世の中の人、結構言葉を間違える。 例えば「意外」という言葉だ。この言葉、「以外」という言葉の同音異義語なわけだが、変換間違いが…

ところでワイシャツにスラックスの格好は"スーツ"とは言えないのではないか

暑い。非常に暑い。ふとした瞬間にアイスクリームが食べたくなる今日この頃、季節はすっかり夏である。 何を隠そう、僕は暑がりだ。何の因果か無駄に活発な汗腺を生まれ持ってしまった僕は、ちょっと蒸し暑いと瞬く間に汗ダーラダラである。一番好きな季節は…

週一は会いたい

今日は七夕だ。ひな祭りや節分あたりと並ぶ、日本のまあまあ大きな季節イベントの一つである。色とりどりに飾られた笹が街中に並び、人々は揃って願い事を書いた短冊を吊るす。 かく言う僕も銀座駅にあった笹に短冊を吊るした。あれで本当に願い事が叶うと思…

降らなくていい時

昨日、福岡でものすごい雨が降った。というか、今も降っている。行方不明になっている方が9人もいるそうだ。平生の姿とは一変し、轟音を上げて流れる濁流に飲み込まれる恐怖は想像に余りある。一刻も早く無事に見つかることを祈りたい。 さて、こと東京に関…

山手線は丸くない

ヨドバシカメラのCMソングに「まーるい緑の山手線♪」という歌詞があるだろう。何の違和感もなく我々はあの歌詞を受け入れているが、残念ながらあれは嘘だ。 山手線は全く丸くない。 http://rp-tj.blogspot.jp/2015/04/yamanoteline-route-map.html?m=1 TJ@FL…

好きっ好き♡

決められたルールを自分勝手に無理やり読み変えて規律に反した行動を取り、後でそれを指摘されると「ルールにあったんだからおれは間違っていない、何がおかしいのか」と開き直る奴、いるじゃないですか。 まあ世の中の一般的な話じゃなくて、一休さんの話な…

下界の車窓から

都心で地下鉄に乗るという行為は、ほぼワープだと思う。地上を走る電車と違って、車窓から得られる情報がないからだ。自分がどこに、どんなところにいるのかがわからないから、途中経過をすっ飛ばし、乗った場所と降りた場所だけが意識の中に存在する。 ある…